音楽とは“音の波動”であり、同時に“心の波動”そのものである。 発信者の心の持ち方ひとつで聴き手に伝わるものが全く違ってくる。 音を媒体としてその人の心が波動に乗って相手の心に伝わっていく。
私は朽木先生から、「自分以外のすべてのもの、そして人々に対し、心からの感謝と幸せを、絶えず念じられる自分になることの大切さ」というものを教えて頂いた。
私達人類への、神からの贈り物である“音楽”を職業とするひとりとして、この事をしっかりと心に銘記し、目標に向かって前進していこうと思う。
朽木先生は、「人間として、私達は毎日の生活の中で、どのような心であるべきか」ということを説いておられる。
この『心の旅路シリーズ』は、人生においての心の指針として、すべての職業の人に参考になる本であり、一人でも多くの方に読んで頂きたいと心より願っております。
ザルツブルク・モーツァルテウムおよびベルリン芸術大学院卒業。85年ブゾーニ国際コンクール、87年には最も難関とされるエリザベート王妃国際コンクールにてそれぞれ第2位に入賞し一躍脚光を浴びる。02年にはカーネギーホールにてリサイタルデビューを果たすなど、近年特に国際的な活躍の場を広げている。その確実な技巧と、絶えず音楽の本質に正面から向き合う演奏は、国内外の指揮者やオーケストラ、演奏家からの信頼も厚く、シンフォニックなスケール感と音の美しさは聴衆を魅了する。今最も注目されているピアニストである.。07年4月より桐朋学園音楽大学の特任教授として
就任.。若手音楽家達の育成にあたる。
![]() 撮影 影山正道 |